連続通信等を用いた交通需要管理サービスの検証実験支援業務

実施年度: 平成24年度 クライアント名: 国土交通省国土技術政策総合研究所

業務概要

スマートフォンやOBD(On-Board Diagnostics)端末、ETC2.0車載器等の連続通信技術等を用いて、 走行する路線、地域、時間帯、距離に応じてポイントを付与するようなサービスについて、走行実験を通じて技術面からの実現可能性を検証した。
調査では、①交通需要管理サービス別の検証内容の整理、②検証するシステム機能タイプの整理、③実験実施にあたっての前提条件の整理、④データの収集項目・収集方法・整理方法、⑤実験システムの概略設計、⑥実験システム機器の準備・調達方法の整理、⑦車両走行計画・実験スケジュールの作成、⑧通信状況・データ処理時間の実験方法の整理、⑨実験準備・実施体制の整理、⑩事前動作試験における確認内容を含む、 実験計画書を作成し、必要となる検証内容・データ収集方法・車両走行計画等の実験準備、実験システムの詳細設計及び構築を行い、実証実験用システムを開発・構築した。
試験走路で実施した実証実験を通じて実験データの収集、算出精度の分析を行い、想定した交通需要管理サービスのパターン毎に、サービスの要求水準を達成可能な装置の組み合わせ、 提供可能なサービスの精度等を整理するとともに、サービスの実現に向けた技術的な課題を整理し、ロードマップ案の作成を行った。

業務関連画像