Solar Wi-Fi Shelter ソーラーWi-Fiシェルター

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、我が国の外国人観光客数は、2016年には2400万人を超え、2020年の目標は当初の2000万人から、4000万人に倍増している状況にあります。
このような中で、昨今のスマートフォンやSNSの普及を背景にして、いつでもどこでもインターネットにアクセス出来る事は、 国内のみならず、訪日外国人にも強く求められるインフラと考えられ、移動中のインターネット環境を求める人々は少なくありません。

また、2011年3月11日に発生した東日本大震災においては、携帯電話網のうち、音声通話に対しては大幅な利用規制があったものの、 パケット通信(データ通信)に対する規制はほとんど行われなかったことから、災害時における情報伝達の基盤として有効であると考えられます。
しかし、その一方で通信端末を充電出来る環境が無いため、データ通信が行えなくなるという大きな課題が残ったのも事実です。

  • ソーラーWi-Fiシェルター
    利用シーンイメージ

  • 主要3社の東日本大震災時における最大通信・通話規制
    出典:総務省資料

当社の「ソーラーWi-Fiシェルター」は、太陽電池モジュールと蓄電池による発電・蓄電機能に加えて、Wi-Fiスポット機能、給電機能を備えたシェルターです。 平常時はもとより、災害時においても電源及びインターネット環境を提供するホットスポットとして機能します。

特徴

平常時は機能的なストリートファニチャーとして
平常時は、ランチタイム・カフェタイムでの利用や、ちょっとした休憩をする場所として利用できるストリートファニチャーとして機能するとともに、 モバイル端末給電とインターネットアクセス環境を提供します。
災害・停電時は情報伝達の基盤として
災害・停電時は、インターネットを介した情報収集・発信拠点として機能するとともに、モバイル端末への給電環境を提供します。
また、オプションで天幕を張ることで、雨天時であっても快適に利用することができます。
様々な機器への給電が可能
通常の100Vコンセントに加えてUSBコネクタも搭載しているので、様々な端末に対応可能です。
一般的な公園等のファニチャーに比べて安価かつ、容易に設置が可能
公園等に設置されている東屋・パーゴラの持つ「休憩機能」に加えて「発電・蓄電・給電機能」「インターネット接続機能」も備え、かつ比較的安価に設置・導入が可能です。 また、シェルター全体を一体構造とすることで、簡易な工事による設置・導入を実現しました。

参考画像

  • 製品設置イメージ

  • 製品の寸法例(クリックで拡大)